広島が連敗ストップ 森下、秋山、田中がお立ち台でファンに笑顔 秋山は「夏休みまでに良い形をつくって」田中は「明日から打線爆発できるように」

 お立ち台でポーズをとる(左から)森下、秋山、田中(撮影・市尻達拡)
 ヒーローインタビューを終え、ファンとタッチを交わす森下(撮影・市尻達拡)
 ヒーローインタビューを終え、ファンに帽子をとってあいさつする森下(撮影・市尻達拡)
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 「広島6-0日本ハム」(5日、マツダスタジアム)

 広島が投打かみ合い連敗を5で止めた。お立ち台には8回無失点の森下暢仁投手、先頭打者本塁打の秋山翔吾外野手、2犠飛の田中広輔内野手が上がり、ファンに笑顔を届けた。

 8回無失点で5勝目をつかんだ森下は同い年の伊藤大海との投げ合いを制した。2人は東京五輪でも侍ジャパンでチームメートという間柄であり、「相手投手の伊藤大海とは仲良くて、連絡取り合って今日はいい投げ合いしたいなと話していたので、お互い良い投げ合いができて良かったと思います」と胸を張った。

 秋山は初回に今季2発目となる先頭打者本塁打。インタビュアーにいずれも初球を捉えての先頭打者弾だったことを問われると、「そう言われると簡単に出ているような言われ方に聞こえますけど」とチクリ。ファンから笑いが漏れた中、「ピッチャーの立ち上がり、マッチアップとか考えながらいく打席と見る打席と、やっぱり交流戦では情報も少ないのでチームに何かいい影響がある1打席目にしたいと考えているので、『今日は行く』という気持ちが形になりました」とうなずいた。

 今季はすでに完封負けが10度もあり、打線が低調である中、「やっぱり点が取れない試合だと見に行く気が起きないと思うので、夏休みまでにはいい形をつくっていって、たくさん見に来てもらえるように野手としては頑張っていきたい」と語った。

 2犠打2打点の田中は秋山の「夏休めまでに」という言葉に対して、「秋山さんは夏休みまでにはと言ったけど、明日から打線爆発できるようにチーム全体で戦っていきたいと思います」と気合。「出た試合は全てにおいてチームの勝利に貢献したいと思っている。僕の打席を若い選手が見てどう感じてくれるか。ヒットじゃなくても点は取れるというのを意識しながらやってほしい」と若手にハッパをかけた。

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