広島が2連勝で2カードぶり勝ち越し 新井監督通算100勝 九里が7回1失点で2勝目 末包が決勝の先制2ラン

 3回、ストライクをアピールする九里(撮影・市尻達拡)
 7回を前に、手に清めの塩をかける末包(撮影・市尻達拡)
 手を叩きながら選手を鼓舞する新井監督(撮影・市尻達拡)
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 「広島3-1日本ハム」(6日、マツダスタジアム)

 広島が2カードぶりにカード勝ち越しを決め、2連勝。新井貴浩監督が監督通算100勝に到達した。先発・九里が7回4安打1失点で2勝目。末包が決勝の先制2ランを放った。

 九里は5月18日・巨人戦(マツダ)以来の2勝目をつかんだ。序盤に3点の援護を受けると、スイスイとイニングを投げ進めていった。3-0の七回は先頭・水野に右中間への三塁打を浴び、水谷の犠飛で1点を失うも最少失点で切り抜けた。2死一塁から松本剛を低めに落ちるスプリットで空振り三振に斬ると、グラブをたたいて雄たけびを上げた。

 打線は4番起用4戦目の末包が初回2死二塁から鈴木健の直球を捉えて左翼スタンドへ弾丸ライナーの先制5号ソロ。これが自身初の“4番弾”となり、今季は末包が一発を放てば5戦5勝となった。

 さらに二回は矢野、石原の連打で好機をつくり、前日に先頭打者弾を放っていた秋山の犠飛で追加点を奪取。5月29日・オリックス戦の七回に大盛が適時二塁打を放って以降、チーム全体で63イニング連続適時打なしが継続している中で連勝とした。

 これで交流戦は4勝5敗となった。7日からは本拠地にロッテを迎えての3連戦が控えている。

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