広島・新井監督 ノーノー大瀬良を称賛「もう何も言うことがない」本人とは試合中話さず「しゃべらない方がいいかなと」野間いじりも「最後、野間に飛んで…」

ノーヒットノーランを達成し、新井監督(左)と抱き合う大瀬良(撮影・市尻達拡)
ノーヒットノーランを達成し、花束を手にする大瀬良(撮影・市尻達拡)
 4回、野間の2点タイムリー三塁打に喜びを爆発させる新井監督ら(撮影・市尻達拡)
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 「広島4-0ロッテ」(7日、マツダスタジアム)

 広島・大瀬良大地投手(32)が史上90人目(102度目)のノーヒットノーランを達成した。自身初の金字塔で、球団では2012年の前田健太(現タイガース)以来12年ぶりとなる。チームは3連勝。巨人が敗れたため、1日以来の首位に浮上した。

 試合後、新井監督は「もう何も言うことがない。私も七回ぐらいからドキドキしていたんですけど、彼には何も言わずにいましたけど。なかなかお目にかかれないものをみせてくれた。素晴らしかった。会沢もいつも通りのいいリードだった。もらったチャンスでなかなか得点できず、嫌な雰囲気で相手に流れがいきかけていたところを大地がピッチングでこっちに流れをもってきてくれた。彼に尽きる。ありがとうございます」と、称賛した。「本人も意識していたと思うけど、冷静だった。今日は彼(大瀬良)とは話してない。ひと言も。これちょっとしゃべらない方がいいかなと思って」と、振り返った。

 守り切った野手陣についても「守ってる野手も緊張していたと思う」とたたえた上で、「最後、野間のところに飛んで。ちょっぴりドキドキしましたけど、よかったです」と、いじった。

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