広島・野間が大瀬良のノーノー後押しV撃も「九回まで気づかなかった」 チーム67イニングぶり適時打

 「広島4-0ロッテ」(7日、マツダスタジアム)

 打球をつかむと広島・野間峻祥外野手は一目散にマウンドへと駆けた。九回2死一、二塁でノーヒットノーランを決める飛球をキャッチ。「九回まで気づいていなくて、『すごい歓声だな、完封だしなぁ』と思ってスコアボードを見て、一気に緊張した」。お立ち台では隣にいた大瀬良に「おめでとうございます」と最敬礼し、快挙を祝福した。

 バットで右腕を強力援護した。四回2死一、三塁から右中間突破の先制2点三塁打。「ちょっと嫌な流れだったので死んでも打とうと思った」。打線は初回から3イニング連続得点圏の好機を逸していただけに、暗雲を振り払う一打になった。

 チームにとっては5月29日・オリックス戦(マツダ)での七回以来、実に67イニングぶりの適時打だった。三塁ベース上でガッツポーズを見せた背番号37。エース右腕の快投を後押しする見事な決勝打となった。

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