2024.06.08

広島が“足攻”で佐々木朗希から先制に成功　驚速の悪送球でカバーした野手転倒→矢野がヘッスラホームインの珍シーン

２回、佐々木の一塁悪送球の間に、本塁へ滑り込んだ矢野は力強く手を叩く（撮影・市尻達拡）

2枚

　「広島－ロッテ」（８日、マツダスタジアム）

　広島が難敵・佐々木朗希から“足攻”で先制に成功した。

　０－０の二回は１死から矢野が空振り三振となったものの振り逃げで一塁に出塁。次打者・石原が中前打で一、二塁の好機を迎えた。ここで打席には投手の玉村。バントを試み、投手・佐々木が一塁へ送球。打者走者はアウトになったものの、送球が高めにそれ、ベースカバーに入った二塁手が倒れ込みながら捕球した間に三走・矢野が勢い良く本塁に突入。ヘッドスライディングで先制の生還を果たし、一走の石原も三塁へ進塁した（記録は玉村の犠打、一走の三塁進塁と三走の本塁生還は投手・佐々木の悪送球）。

　右腕とは通算２度目の対戦。前回対戦の昨年６月１１日の試合では７回２失点に封じられて白星を献上していた。