首位キープの広島・新井監督が決勝打の松山を称賛「代打って本当に難しい。素晴らしいバッティング」
「広島4-1ロッテ」(9日、マツダスタジアム)
広島が接戦を制し、2カード連続の勝ち越しで首位キープ。ロッテ戦のカード勝ち越しは2017年以来7年ぶりで、交流戦の成績を6勝6敗の五分に戻した。
五回1死一、三塁から菊池のスクイズで先制。同点の八回は代打・松山、秋山の適時打で3点を奪った。この日1軍昇格即「8番・一塁」でデビューした育成ドラフト2位・佐藤は3打数無安打だった。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビュー)
-八回は若手がチャンスを作ってベテランが返す攻撃
「まっちゃん(松山)にしてもアキ(秋山)にしても、よく打ってくれたと思います」
-接戦を取り切ったのは大きい
「大きいですね。まあ相手(メルセデス)はパ・リーグで防御率1位の先発投手ですからね。こうして勝ち切れたというのは本当、大きいと思います」
-五回はスクイズ。先制点を、という思い強かったか
「天候もこういう感じですし、好投手なのであそこはスクイズでいきました。それにしてもキク(菊池)がね、難しいスライダーだったんですけど、本当によく決めてくれたと思います」
-先発・アドゥワは6回無失点
「ストライク先行で、彼の持ち味でもあるゾーンの中でボールもしっかり動いていました。今日もナイスピッチングでした」
-交流戦最後の1週間へ向けて
「いい1週間にしたいですね。明日しっかり休んで、いい準備をしてラスト1週間、臨みたいと思います」
(ペン囲みで)
-松山は最近、結果が出ていなかった中で価値ある適時二塁打
「そう?代打で、まっちゃんが行くところは緊迫した場面だし相手もいい投手のところが多いしね。自分も経験あるけど代打って本当に難しい。そういった中でも変わらずいい準備をしてくれていたので。本当に素晴らしいバッティングだったと思いますよ。アキも追加点がほしいところでよく打ってくれた」
-1軍デビューとなった佐藤のスイングの印象などは
「緊張したと思うけどね。1軍の舞台、投手を肌で、今日初めて感じたと思うので、それを経験して成長してもらいたいと思います」