広島・床田がリーグトップタイの7勝目「しっかりバックが守ってくれた」再三の好守の野手陣に感謝 開幕からQS率100%と安定感抜群

 8回、代打・滝沢の打球を好捕した大盛に向かって脱帽する床田(撮影・園田高夫)
 7勝目を挙げポーズをとる床田(撮影・園田高夫)
 8回に好守を見せた大盛(右)をベンチで迎える床田(撮影・園田高夫)
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 「西武1-2広島」(11日、ベルーナドーム)

 広島の床田寛樹投手(29)が、8回4安打1失点の好投でリーグトップに並ぶ7勝目を手にした。初のベルーナドームも関係なし。「初めての球場だったので、最初の5球を大事にしてうまく良い入りが出来ました」と振り返った。

 序盤は球数がかさむ場面もあったが、さすがの修正力で八回まで投げ抜いた。「最初はどうなるかなと思ったんですけど、しっかりバックが守ってくれて良かったです」。矢野の再三の好守や、六回の秋山のスライディングキャッチ、八回には途中出場の大盛がフェンスに激突しながら、ジャンピングキャッチするなど、味方の好守にも助けられた。

 5月は4勝0敗、防御率0・94をマークし、自身2度目の月間MVPに選出されるなど、カープの快進撃を引っ張った。 この日の投球で、開幕から11試合連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成。ハイクオリティースタート(7回以上自責点2以下)も9度目と、球界屈指の安定感を誇る。

 先日ノーヒットノーランを達成した大瀬良、こちらも開幕からQS率100%の森下、開幕投手の九里、5勝を挙げているアドゥワらとともに、強力ローテを結成。その中でも週頭を任され、安定感抜群の投球を続ける左腕が頼もしい限りだ。

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