広島・新井監督 7勝目の床田を絶賛「数字も内容も抜群。言うことない」初安打の佐藤には「これがスタート」【一問一答】
「西武1-2広島」(11日、ベルーナドーム)
広島が接戦を制し、2位・阪神と2差に広げた。新井貴浩監督は8回1失点でリーグトップタイの7勝目をつかんだ先発・床田を「数字も内容も抜群。だから月間(MVP)に選ばれたんでしょう」と絶賛した。以下、新井監督の主な一問一答。
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-床田が8回1失点。
「今日もナイスピッチングだったと思います。本当、週頭で8回まで投げてくれて、本当素晴らしいピッチングだったと思います」
-今季は週頭の火曜日を任せられてリーグトップタイの7勝と勝ちきっている。
「もう数字もそうだけど、内容も抜群だと思います。だから月間(MVP)に選ばれたんでしょう。もう言うことないです、数字も内容も。抜群です」
-守備陣もしっかりもり立てた。
「矢野にしても、アキ(秋山)にしても、大盛にしても、みんな。今日のゲームとかは自分たちが今年やっているピッチャーが頑張って、あとはしっかり守って、ロースコアの試合を取っていくというゲームができたと思います」
-育成ドラフト2位・佐藤にプロ初安打が出た。
「初ヒットがいい投手(今井)から打てて、いい思い出になったと思います。またこれがスタートなので、また明日も頑張ってもらいたいと思います」
-九回には佐藤に守備固めを出さず、最後までグラウンドに立たせた。
「そこはまあ、ゲームセットまで守らせようと思って。最後まで」
-床田投手は先週「悔しい」と言っていた。監督からの助言、コミュニケーションがあったのか。
「ないですよ。もう信頼しているので。トコといえども毎回毎回素晴らしいピッチングはできないので、そこは本当信頼しているので。ピッチャーもそうですけど、野手もそうだと思うんですけど、年間を通して調子の波がなるべく少ない選手がいい選手だと思うので、全然前回どうだったとかで信頼が揺らぐことはまったくないです」
-矢野の二盗、三盗は本人に任せているのか。
「もちろんスコアラーがいろいろ映像なり、データなりを準備してくれている。矢野のいいところ、素晴らしいところというのは、もちろん守備、走塁も素晴らしいんですけど、そこに至るまでの準備。徹底した準備、あと予測。そこが彼のもっとも秀でたところだと思います。そこの準備を万端にして、試合で細かいところを突いていく。ホント試合に出ながら守備はもちろん素晴らしいんですけど、走塁の部分でも相手にとっていやらしい選手になってきていると思います」
-交流戦は7勝6敗で貯金1となった。
「別にそこは特になんとも思っていないですね。残り5試合ですかね?1戦1戦という形なのでね。そこは数字的なところは気にしていないです」