広島・新井監督 130球熱投で完封の九里を「本当素晴らしい。言うことない」と絶賛 球団通算1万試合目を快勝で飾り「感謝したい」
「西武0-5広島」(13日、ベルーナドーム)
広島が快勝で3カード連続の勝ち越しで、阪神と並んでリーグ最速で30勝に到達した。先発の九里が2安打完封で今季3勝目。矢野が四回に先制の2点適時打を放つなど、投打がかみ合った試合運びを見せた。以下、新井監督の主な一問一答。
-先発九里投手が九回も「亜蓮、本当素晴らしい。言うことないです」
-八回終了時にベンチで話を「彼の性格だから『行かせてください』って言うの分かっていたけど、一応聞きに行った。『行かせてください』ということだったので。その代わり、1点でも取られたらすぐに代えるからなと言って、九回もいってもらいました。本当、何もないです。ナイスピッチングだったと思います。サク(坂倉)も、前回コイシ(石原)だったんだけど、サクもまたいいリードだったと思います。前回の石原のリードとはまた違ったリードをしていたのでね。サクも良かったと思います」
-打線がつながって先制
「今日はスタートで行った選手も、あとから行った選手もみんな頑張ってくれて、うちらしい全員野球でいい1日だったなと思います」
-菊池のスタメン外、野間のベンチ外について
「キク(菊池)はこちらから言っていたので。明日は移動試合だし、明日からナイター、デーだし。休ませながらと思っているので。野間も体が張っていたので、もう止めておけと、こちらが止めました。そんなに大事じゃないので」
-矢野がいい働き
「あそこの2点タイムリーは大きかったと思います。追い込まれながらもよく打った。バッティングも日々試合の中で成長してくれているので。守備はいわずもがなですし、走塁も素晴らしい。あそこの2アウトからの2点タイムリーは大きかったです。素晴らしい」
-坂倉もマルチ安打「昨日もヒットが出ていなかったけど、見送り方を見たらいいなと思っていた。普通はこれくらいは打てる選手。バッティングの状態が上がるのは時間がかかるかもしれないけど、我慢して辛抱しながら状態を上げていってもらいたいと思います」
-球団通算1万試合
「ひとつひとつ積み上げてこられたOBのみなさんがあって今がある。歴史を感じますし、歴代の先輩方があって、今自分たちがいるわけなので感謝したい。記念の試合が白星になってOBの方々、昔からのファンの方は喜んでくれているのではないしょうか」
-良い雰囲気で交流戦首位楽天との3連戦へ「いつでも雰囲気はいいですよ。残り1カード、3試合、思い切ってやりたいと思います」