広島 新井監督が羽月の三盗を絶賛「勇気が素晴らしかった」矢野に代打送らず「何とかしてみろと」「何とかしましたね」

 楽天に勝利し、坂倉(右)とタッチする新井監督(左)=撮影・佐藤厚
 11回、羽月は三塁盗塁に成功(撮影・佐藤厚)
 11回、矢野の右犠飛で決勝のホームを踏む羽月(撮影・佐藤厚)
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 「楽天0-1広島」(14日、楽天モバイルパーク)

 広島が延長戦を制し、交流戦の勝率5割以上を確定させた。2位・阪神が敗れたため、ゲーム差を3に広げた。

 若鯉が接戦の終盤に躍動した。0-0の延長十一回、二俣が右前打で突破口を開くと、ベンチは代走・羽月を投入。羽月は秋山の犠打で二塁へ進むと、続く矢野への2球目に三盗を決めた。1死三塁から矢野が決勝の右犠飛。機動力を駆使して得点するカープらしい攻撃で、均衡を破った。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 -最後はいい攻撃で、決勝点を奪った。

 「若い選手が食らい付いてもぎ取った1点だったと思います。マティ(二俣)も追い込まれながらよく食らい付いたし、アキ(秋山)もしっかり送ってくれて。あそこで羽月もよくスタートを切ったし、矢野も難しいボールを犠牲フライまで運んでくれて。いつも『戦いながら強くなっていく、成長していく』と言っているけど、本当に若い選手が成長してくれているなと感じるゲームでしたね」

 -羽月の三盗。

 「こちらは隙があったら行けと言っているし、あの場面でスタートを切って決めた羽月の準備、勇気が素晴らしかった」

 -矢野の打席で代打・松山を送らなかった。

 「こちらとしては『何とかしてみろ』と思って見ていました。『よし、矢野、何とかしてみろ』と。何とかしましたね。成長していますよ、素晴らしい」

 -(自ら)

「まぁでもまずは大地よね。相手もいいピッチャーだった。試合前から絶対にロースコアになると思っていた。ビジターだし、とにかく先に点を与えたくないなと思っていた。そこを大地が今日も期待通りのピッチングをしてくれた」

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