広島・堂林が復活の一打 35打席ぶり安打が貴重なタイムリー 9日の1軍再昇格後初安打「ちょっとは貢献できたかな」

 6回、中前に適時打を放ち、ガッツポーズの堂林
 6回、堂林は中前適時打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「楽天3-4広島」(15日、楽天モバイルパーク)

 広島の堂林翔太内野手(32)が4月20日・巨人戦以来、35打席ぶりの安打をマーク。9日の1軍昇格後初安打で存在感を示し「ちょっとは貢献できたかな」と汗を拭った。

 2点リードの六回。坂倉が適時打を放ち、なおも1死一、二塁の場面で打席へ。2球目に二走・小園が三盗に成功し余裕が生まれた。「内野ゴロの詰まったのでも、何でも良いと思っていた。結構気楽に打席に立てた」と古謝の直球を中前にはじき返し、貴重な追加点をもたらした。適時打は4月12日・巨人戦以来、61打席ぶりだった。

 一塁の守備でも魅せた。1点リードの八回2死一塁。渡辺佳が放った一、二塁間の打球を横っ跳びで好捕。ベースカバーに入った島内へトスし、この回無失点。「まずは守備からしっかり。そういったのが僕らの野球だと思う」と胸を張った。

 チームは4カード連続勝ち越しで、2014年以来7年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。さらなる勢いの加速には、堂林の力は必ず必要だ。「今日こうやってチャンスいただいたので、また次しっかり準備したいと思います」。頼もしい背番号7が1軍に帰ってきた。

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