広島・床田あぁ1球…好投7回1失点もカリステに痛恨被弾で4敗目「完全に僕の技術不足」

 「中日1-0広島」(21日、バンテリンドーム)

 悔やまれる1球だった。広島・床田寛樹投手が7回6安打1失点の好投も一発に泣き、4敗目。「完全に僕の技術不足。1点勝負になると思っていた。(投手戦になることを)むちゃくちゃ意識してやられた」と高橋宏との白熱した投げ合いを振り返った。

 三回無死で打席にはカリステ。1ボールからのツーシームが真ん中に入った。「浮いたらいかれると思ったので、ボールを投げようとしたんですけど、あんな所にいってしまった」。フルスイングで捉えられた打球は左翼席へ着弾。昨季は2試合の登板で、失点がなかった好相性の相手に手痛い先制点を献上した。

 しかし、その後は我慢の投球。「とりあえずリズムを作ろうと。ホームランを打たれてはいけないとか思わないように、ゾーンでどんどん勝負していこうというのが逆に良かった」と四回以降は44球で中日打線を片付けた。

 黒星は付いたものの、開幕からのクオリティースタート(先発で6回以上自責3以下)率は100%を維持。新井監督も「きょうもナイスピッチングだった」と安定感抜群の投球内容を評価し、「最少失点で抑えているわけだから」と責めなかった。

 カード頭の登板は、今後もエース級とのマッチアップが予想される。「ロースコアにはなると思うので、何とか先制点を与えないように粘り強く投げたい」と床田。援護はなくても、試合を作り続ける左腕への信頼が揺らぐことはない。

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