広島 快勝で連敗ストップも…大砲の末包が決勝2ラン直後に負傷交代 スライディングキャッチで足を痛める

 4回、左越え2ランを放った末包はナインとタッチをする(撮影・市尻達拡)
 4回、田中の飛球をスライディングキャッチした末包は座ったまま左太もも裏を押さえる(撮影・市尻達拡)
 8回の守備を終えたチームメートを出迎える末包(撮影・市尻達拡)
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 「中日1-3広島」(22日、バンテリンドーム)

 投打がかみ合った広島が連敗を2で止め、貯金を再び「7」とした。

 防御率リーグトップの先発・大瀬良がこの日も抜群の安定感を見せた。三回まで中日打線を1安打に封じ、2点リードの四回は1死から四死球でピンチを招くも中田、ディカーソンを打ち取って失点を防いだ。中盤以降も危なげなくアウトを重ねて7回3安打無失点。今季4勝目をつかみ、試合前時点で0・96だった防御率は0・87まで下がった。さらにこれで5月31日・ソフトバンク戦の二回から29イニング連続無失点と、完璧に相手を封じ込めている。

 ヒーローインタビューでは「野手陣も点数をとってくれたので、気持ちよくと言うか、自分のペースで投げることができた」と納得の表情。「どういう場面がきても粘り強く投げようと思っていたので。それが抑えられた要因かなと思います」と力を込めた。

 打線は四回に末包の6号2ランで先制。だが末包は直後の守備で負傷交代する事態となった。

 田中が放った左翼への打球をスライディングキャッチした直後、足を引きずるようなしぐさを見せてトレーナーが駆けつけ、治療のため一度ベンチへと戻り、新井監督は上本への交代を告げた。末包は春季キャンプ前に左膝の内側半月板損傷で離脱。5月8日の1軍復帰以降は中軸の一人として打線をけん引していただけに、今後の状態が心配される。

 3点リードの九回は1死一、二塁からディカーソンが放った痛烈な一ゴロを田中がダイビングキャッチ。そのまま二塁へ送球し、併殺を狙った遊撃手からの送球が悪送球となったが、栗林がリードを守って試合を締めた。

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