広島・新井監督 29イニング連続無失点の大瀬良を絶賛「心技体、充実している」一問一答
「中日1-3広島」(22日、バンテリンドーム)
広島が連敗を2で止め、2位・阪神とのゲーム差を2・5に広げた。
防御率リーグトップの先発・大瀬良が7回3安打無失点で4勝目。0・96だった防御率は0・87まで下がった。さらにこれで5月31日・ソフトバンク戦の二回から29イニング連続無失点と圧巻の投球を続けている。
打線は四回に末包の6号2ランで先制。九回は矢野の適時打で3点目を奪った。九回裏は栗林が味方失策で1点を失うもリードを守って2年ぶりの20セーブに到達した。以下、新井貴浩監督(47)の一問一答。
-大瀬良が今日も完璧な投球。
「今日も素晴らしい投球だったしアツ(会沢)もいいリードだった」
(前日21日には防御率0点台の高橋宏に好投を許したことも踏まえ)
「『ウチにも9回投げて1点取られないピッチャーがいるんだ』っていうね。素晴らしい投球だった」
-ノーヒットノーランを達成して、その後は力みがちになるところで無失点投球が続く。
「心技体、充実していると思います。マウンド上でも自信にあふれている、そんな頼もしいピッチングでしたね」
-打線は末包が大きな一発。
「今日そろそろ打ちますって言ってたんで。ナイスバッティングだったですね。途中代わったけど大事を取ってという形で代えたので、そんなにシリアスなものじゃないと思います」
-もう1点ほしいところで矢野選手が適時打。
「試合中も打撃コーチが彼にアドバイスしている。昨日、今日とタイミングが(直球と変化球の)中間に入っているような感じだった。真っ直ぐにけっこう差されていたので。(九回までの3打席を通して)初球の真っ直ぐを強く引っ張ったり自分で工夫していた。最後も初球の真っ直ぐだったよね。打撃コーチもアドバイスしてくれているし、打席の中で修正できていると思いますよ」