広島・末包 V2ランも直後の守備で左太もも裏痛め交代 23日の出場は指揮官「状態を見て判断」

 4回、左越え2ランを放つ末包(撮影・市尻達拡)
 4回、田中の打球をスライディングキャッチした後、左太もも裏を押さえる末包(撮影・市尻達拡)
 4回、負傷交代した末包はベンチに戻るとき左足を上げるそぶりを見せる(撮影・市尻達拡)
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 「中日1-3広島」(22日、バンテリンドーム)

 どよめきとともにグングン伸びた打球は、左翼スタンドギリギリに吸い込まれた。広島・末包昇大外野手が決勝2ラン。一振りで停滞ムードを打ち砕き、試合の主導権をつかんだ。

 四回1死一塁でメヒアの初球148キロを振り抜いた。ライナー性の打球に「捉えてはいたが、弾道が低かったので、どうかなという感じはあった」と振り返るも、白球はフェンスを越えた。6日・日本ハム戦以来11試合ぶりの一発はチームトップの6号2ラン。前日21日の試合でチームは今季12度目の完封負けを喫していただけに、流れを引き寄せる一打になった。

 リーグ戦が再開されたこの2試合は5番に入っている。3番・野間と4番・小園が好調で、「その後を打つ打者が打てれば、おのずと点は入ってくると思う。それがたまたま自分の役目。もっともっと打てれば、もっともっと点は入るので、そこは頑張りたい」とポイントゲッターとしての自覚を強めた。

 ただ、直後の守備でアクシデントに見舞われた。田中の飛球をスライディング捕球した際に左太もも裏を負傷。「ハム(ハムストリングス)が張った。(滑り込んだ時に)ちょっと伸びちゃった感じ。ちょっと強い張りがあった」。途中交代を余儀なくされた。

 新井監督は「大事を取ってという形で代えたので、そんなにシリアスなものじゃないと思う」と説明。病院には行かず、23日の出場については「状態を見て判断したい」と話すにとどめた。首位を走るチームにとって末包の存在は不可欠。軽症を祈るしかない。

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