「中日２－１広島」（２３日、バンテリンドーム）

　広島が５カードぶりにカード負け越しとなった。１－１の八回にセットアッパーの島内が決勝点を献上し、接戦を落とした。

　試合は先発・玉村が三回に板山に適時打を浴びて先制点を与えた。今季５度目の先発となった左腕は最少失点でしのぎ、６回６安打１失点でゲームメークした。打線は１点を追う六回に小園、堂林の連打で好機をつくり、石原の中犠飛で一時同点に追いついた。

　しかし七、八回はともに得点圏の好機を逸し、八回にセットアッパー・島内がカリステに決勝の勝ち越し適時打を食らって、自身４敗目となった。

　広島のカード負け越しは５月３１～６月２日に行われたソフトバンク戦以来。中日戦は３勝６敗１分けとなった。