広島 5カードぶり負け越しの新井監督 4敗目の島内をかばう「こういう日もある」堂林3安打には「いいバッティング」
「中日2-1広島」(23日、バンテリンドーム)
広島は中日に競り負けて5カードぶりの負け越し。同点の八回にセットアッパーの島内がカリステに勝ち越し適時打を浴び、試合を決められた。
打線は1点を追う六回に小園、堂林の連打で好機をつくり、石原が一時同点の中犠飛。今季初の5番で起用された堂林は4月10日・阪神戦以来の3安打と気を吐いた。広島のカード負け越しは5月31~6月2日のソフトバンク戦以来。中日戦は3勝6敗1分けとなった。
以下、新井貴浩監督の一問一答。
-島内は制球に苦しんでいたように見えた。
「こういう日もある。島内でそうなったらしょうがないです。しっかりと切り替えて、あさってからに備えてもらいたいです」
-打線は七、八回と得点圏に走者を進めながら無得点。
「いい形はつくれているし、いい戦い方はできているんじゃないかなと思います。石原も低めのカット(ボール)、難しい球だったけどいい犠牲フライだった」
-堂林が3安打。
「3安打に四球で4出塁。すごくいいバッティングだったと思います」
-玉村も粘りながら最少失点。
「そうやね。粘り強く投げてゲームをつくってくれたと思います。彼のいいところはランナーを出しても粘りながらゲームをつくれるところ。今日もいいピッチングだった」
-今日に限らず投高打低のシーズン。そこを受け入れて戦っていく?
「もちろん、もちろん。ウチだけじゃなしに、これはもう全チームそうだと思うので。今日も負けはしたけど1-2のロースコア。ピッチャーがよく頑張ってくれているし、守備もしっかり守ってくれている。これまで同様、ピッチャーが頑張ってくれて、バックもしっかり守ってロースコアのゲームを勝ち切っていきたいと思います」