広島 末包の25日復帰に慎重 新井監督「みんな〝頑張り屋さん〟ばかりだから」 22日に左太もも裏負傷

 広島・新井貴浩監督(47)が24日、末包昇大外野手(28)の25日・ヤクルト戦(マツダ)からの復帰について「様子を見ながらの判断になってくる」と慎重なスタンスを示した。

 末包は22日・中日戦の四回に飛球をスライディングキャッチした際に、左太もも裏を負傷した。そのまま途中交代したが病院には行かず、経過観察に努めていた。23日の試合前練習はジョギングなど別メニューで調整し、本人は「張りはもちろんありますが絶望的という感じではない。火曜日の試合に出られるように」と見通しを語っていた。

 ただ、指揮官はブレーキをかける必要性を感じている。昨年は夏場に秋山、上本、野間、西川ら主力が相次いで戦列を離れた背景がある。

 「選手は(試合に)出たいと思う。みんな“頑張り屋さん”ばかりだから。『大丈夫です、大丈夫です』しか言わないので、その辺はトレーナーやコンディショニングコーチの意見も聞きながら、最終的には私が決めていきたい」と新井監督。“見切り発車”による長期離脱は最も避けなければならない。昨年の教訓を生かしたマネジメントでチームを束ねていく。

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