広島 末包が登録抹消 病院で検査へ 新井監督「ハムの張りがなかなか取れないということで」

 広島・末包昇大外野手(28)が26日、出場選手登録を抹消された。ヤクルト戦の試合前、報道陣に対応した新井貴浩監督(47)は「抹消します。ちょっとハム(ストリングス)の張りがなかなか取れないということで」と説明。今後は病院を受診して検査を受ける。

 末包は22日の中日戦(バンテリン)で四回の左翼守備で飛球をスライディングキャッチした際、左太もも裏を負傷した。そのまま途中交代したが病院には行かず、経過観察。25日のヤクルト戦はベンチ入りしたが欠場していた。

 「先のことを考えると、無理をさせてもね」と指揮官。最短10日での復帰の可能性については検査結果次第となり「また検査結果を聞いてから判断したい。そこで『行けますよ』という判断がでればそれも考えたいけど、こっちとしては万全に治してもらいたい」と完治最優先のスタンスを示した。代わって中村健人外野手(27)が1軍に昇格した。

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