広島 守護神・栗林がまさか…痛恨のサヨナラ被弾で連勝ストップ 鬼門東京ドームで勝てず4連敗 勝てば2桁貯金リーグ一番乗りも

 10回、丸(左手前)にサヨナラ本塁打を打たれ、がっくりとベンチに戻る栗林(右)=撮影・佐藤厚
 10回、丸(左)にサヨナラ本塁打を打たれ、がっくりとベンチに戻る栗林(右)=撮影・佐藤厚
 10回、丸(左)にサヨナラ本塁打を打たれ、ぼう然と打球の行方を見つめる栗林(中央)=撮影・佐藤厚
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 「巨人3-2広島」(28日、東京ドーム)

 広島が痛恨のサヨナラ負けで、連勝が3で止まった。東京ドームでは今季4連敗となった。

 九回に執念を見せた。2死三塁からバッテリーエラーで試合を振り出しに戻した。しかし延長十回、2死一、三塁の好機を生かせず、直後に丸にサヨナラ弾を浴びてしまった。

 先発・床田は序盤から得点圏に走者を置く投球が続くも、味方の好守にも助けられながら無失点で切り抜けていった。その姿に応えるように、五回に堂林が今季1号となる先制ソロを放ち、援護した。

 しかし、その直後の五回に左腕は2死三塁のピンチを迎えると、吉川に右越えの同点適時三塁打を浴び、さらにヘルナンデスにも適時内野安打を食らって、一気に逆転された。

 床田は6回8安打2失点も白星ならず。打線も相手先発・戸郷の前に好機をつくりながらも要所を締められた。六回は1死一、二塁の同点機を迎えながらも、坂倉が遊ゴロ併殺打に倒れた。

 東京ドームでは4月12~14日に3連敗を喫して以降初の戦いとなったが、再び辛酸をなめた。同球場では今季はまだ8試合も残しているだけに“鬼門”化はなんとしても避けたい。勝てばリーグで2桁貯金に一番乗りする状況だったが、逆戻りとなった。

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