栗林 痛恨サヨナラ被弾でカープ東京ドーム4戦全敗 好投の床田2失点も反省「そろそろヤバい」

 10回、丸(手前)にサヨナラ本塁打を浴び、ベンチに戻る栗林
 巨人打線を相手に力投する床田(撮影・佐藤厚)
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 「巨人3-2広島」(28日、東京ドーム)

 地鳴りのような歓声に、本塁にできた相手の歓喜の輪…。広島の守護神・栗林良吏投手は全てを遮断するかのように伏し目がちでベンチへと歩を進めた。延長十回に丸にサヨナラ被弾。悲劇的な形で今季の東京ドーム4戦全敗が決まってしまった。

 2-2の延長十回から登板した栗林は1死から好調の丸と対峙(たいじ)。2ボールから外角低めのカットボールを右翼スタンドに運ばれた。打者有利カウントからの痛恨の1球。「一発を警戒しなきゃいけないところで、2ボールからコースに投げれないとダメ。そこは自分の実力不足だと思う」と受け止めた。

 この日も鉄壁の投手陣がつないだリレー。先発・床田は五回に一時逆転を許しながらも6回8安打2失点にまとめた。クオリティースタートも13試合中13度。DeNA・東と並ぶリーグトップの100%をキープした。

 ただ、左腕は失点直前の1プレーを猛省した。五回無死一塁で打者・戸郷が決めた投前犠打への自身の判断について、「たぶん(二塁を)刺せたけど、安全策を取ってしまった」と言及。「最近は攻めるよりかわすようになってきている。そろそろヤバいと思う」と失点につながったプレーに危機感を募らせた。

 首位として乗り込んでも止められなかった東京ドームでの連敗。同球場では、まだ8試合も残されている。“鬼門化”だけはなんとしても避けたい。

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