広島 競り負けも6月首位で終了 新井監督「それぐらいの力はある」 最終回気迫の反撃に「若手が少しずつ成長」【一問一答】
「巨人3-2広島」(30日、東京ドーム)
広島が接戦を落とし、カード負け越しとなった。それでも新井貴浩監督は1点差に詰め寄った戦いぶりを評価。「若い選手が少しずつですけど、成長しているなというのを感じます」と目を細めた。以下、新井監督の主な一問一答。
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-チャンスはつくった。
「そうよね。あともうちょっとのところまでいって、惜しかったですけどね。今日は若い選手が結構スタメンに多く出て、後からも出たんだけど、みんなそれぞれがいいものを見せてくれたと思います」
-六回は1安打していた宇草に代打・堂林を選択。六回は選手交代を4度も行った。
「あそこはもう勝負だと思ったんで、どんどんいきました」
-初回の3失点が重かった。
「タマ(玉村)も立ち上がりだけだった。その後はしっかり0で帰ってきてくれている。またしっかり自分の中で反省して修正して、次の登板に備えてもらいたいと思います。初回だけだった」
-2番手以降はしっかりつないだ。
「やっぱり後からいったピッチャーがみんな0で抑えてくれたので、最後も惜しいところまでいけた。後からいったピッチャーもナイスピッチングだったと思います。特に河野は2イニングいった。中17日ぐらい空いてたのかな?よくそれだけ空いていて、2イニングを0で帰ってきたと思います」
-無得点でズルズルいかない試合が増えている。
「そうだね。いい戦いができていると思います。さっきも言ったけど、今日とか若い選手が結構出ている。そういう選手たちも、各自良いものを見せてくれている。負けはしましたけど、いい戦いが出来ていると思います」
-九回も2死満塁までいった。惜しかった。
「あともうちょっとのところまでいったんですけど。羽月にしてもいいものを見せてくれたし、コイシ(石原)だって良い当たりだった。真っすぐをレフトにね。本当に見ていて、若い選手が少しずつですけど、成長しているなというのを感じます」
-6月を終えて首位。シーズン前に想像していたことか。
「当然。それぐらいの力があると思っている」