敗戦の広島・新井監督が島内の背中押す「自分自身を疑わず」配置転換は否定「全く考えてない」一問一答
「広島0-3阪神」(2日、マツダスタジアム)
広島が延長十回の末、敗れて2連敗。2位・DeNAには2ゲーム差に迫られた。
0-0の延長十回、島内が1死から四球を与え、続く島田の右前打を処理した野間が三塁へ悪送球。思わぬ形で先制点を失い、一挙に3点を奪われた。打線は才木の前に7回まで1安打と沈黙。先発・森下は8回4安打無失点。マツダスタジアムでは36イニング連続無失点とした。以下、新井貴浩監督(47)の一問一答。
-延長十回に島内が失点。
「ボール自体はいいボールを投げているので、また明日に備えてもらいたいなと思います」
-四球を与える登板が目立つ。
「本人が一番分かっていると思う。こちらから見ていてボール自体はいいボールが行っていると思うので、自分自身を疑わず、どんどんゾーンに攻めていってもらえたらいいと思います。昨年のようにね。ボール(の質)が落ちているようには見えないから、メンタル的なところだと思うんだけど、メカニック的なところとメンタル的なところを修正して、また備えてもらいたい」
-失点の場面は右翼・野間も必死に刺しに行った結果だと思うが…。
「野間もね、本人がしっかり分かっていると思うので、そういうの(失策)も付き物なので。また明日に備えてもらいたいなと思います」
-阪神先発・才木の印象。
「やっぱりいい投手なので、こちらもいい投手なので、ロースコアになるとは思っていたんですけどね。いい投手にいいピッチングをされたなという感じですかね」
(続けて)
「森下も120球以上投げて頑張っていたので、何とか勝ちを付けてあげたいと思っていたんですけどね。次、彼が投げるときは勝ちを付けてあげられるように、こちらもやっていきたい」
-週頭の火曜日を任せて2戦連続長いイニングを投げて無失点投球。
「期待通り。前回も今回も本当、素晴らしいピッチングです。次回は勝ちを付けてあげたいと思います」
-島内の配置転換の考えは。
「全く考えてない。(今後も八回を任せる?)もちろん。全く考えてない」