広島・新井監督 天敵・大竹に10戦8敗「全ては私の足りなさ」70キロ台の遅球攻略へ「私がしっかり考えたい」

 連敗を喫し、引き揚げる新井監督(撮影・市尻達拡)
 6回、九里は佐藤輝に左越えソロを浴びる(撮影・市尻達拡)
 4回、野間に76キロの球を投じる大竹(撮影・中田匡峻)
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 「広島1-2阪神」(3日、マツダスタジアム)

 広島が今季4度目の3連敗。阪神戦は4連敗となった。打線は苦手の相手先発・大竹に7回2安打1失点(自責0)の好投を許し、1得点のみ。これで相手左腕には通算で10戦8敗となり、またしても苦手意識を払しょくできなかった。先発・九里は6回2失点。粘りを見せていたが佐藤輝に2被弾して5敗目を喫した。以下、新井貴浩監督(47)の一問一答。

 -九里は六回、併殺打の直後に勝ち越しソロを浴びた。

 「(佐藤輝の)2本目は特に、その時フォロー(の風)が吹いていたからね。でも、しっかりとゲームはつくってくれたと思います」

 -打線は大竹投手に対して対策を練った中で苦戦。

 「こっちもいろいろ考えながらやっているんだけど、これだけね、何回も同じ投手にやられるというのは、全ては私の足りなさだと思います。反省してまたしっかり私が考えたいと思います」

 -70キロ台のスローボールも厄介になったか。

 「そこはね、今日に限らず形的には同じような形なので。今日に限ったことではないのでね。全ては私の足らなさだと思います。またしっかり試合を見直して、また対戦する相手だと思うんで。あとは私がしっかり考えたいと思います」

 -上本が快音から遠ざかっている。

 「(1軍に)上がってきてからけっこう出ずっぱりなんで体力的にも疲労があると思うんでね。そこも含めてまた考えたいと思います」

 -阪神戦はこれで5勝6敗1分けで、6敗のうち4敗が1点差。

 「タイガース戦に限らず、ほとんどの試合がロースコアでピッチャーが頑張ってくれている。今日も矢野、コイシ(石原)にいいプレーがあったしね。しっかりロースコアを勝っていくという、そこは今の今年のスタイルなので。タイガース戦に限らずね。あとはどのようにして点を取っていけばいいのか、っていうのは私が考えるところなんでね」

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