連敗ストップの広島・新井監督 代走・羽月は「本当になくてはならない存在」【一問一答】
「広島7-5阪神」(4日、マツダスタジアム)
広島が連敗を3で止めた。新井貴浩監督は代走として出場し、二盗&三盗を決め、暴投で決勝のホームに生還した羽月隆太郎を絶賛した。以下、新井監督の主な一問一答。
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(テレビインタビュー)
-羽月の三盗はサインか?
「サインというよりも、彼には任せていますので。あそこは小園の代走でしたけど、出たらもう勝負をかけて羽月と決めていましたので、彼がこちらの期待に100%応えてくれました。本当に素晴らしい走塁だったと思います」
-本塁生還の一歩目も素晴らしかった。
「本当、彼の性格はとにかく前へ前へなので。迷いがなかったですね。少しでも迷いがあったらホームは帰れてなかったと思うので、本当に素晴らしい勇気のある走塁だったと思います」
-打順も入れ替えた。
「日々いろいろ考えながら組んではいるんですけど、打順もサインも含めて、昨日一昨日とすごく流れが悪い中で、今日も相手が村上投手だった。こちらも、むちゃくちゃやらないといけないと思っていましたので。どんどん攻めていったんですけど、選手がこちらのサインに応えてくれたと思います」
-立ち上がりから動きまくった。
「リスク覚悟でね。そういった中で、二回のキクの、あのプレーはもうすごかったですね。キクのあのプレーがなかったら、今日の試合、終わってたかもしれない。それぐらい素晴らしいプレーでした。本人に聞いても、『見えてなかったです』と言ってたんで。本当素晴らしい、あのキクのプレーというのがあったので、今日こういう試合になったと思います」
(ペン囲み)
-四回に代打・松山
「もうどんどん攻めていく、起用にしてもそうだし、すべての面でリスク覚悟でどんどんいかないとね。ある程度、めちゃくちゃやらないと。いい意味でね。でも、選手が本当それに応えてくれたと思います」
-羽月は日頃から準備をしていた結果。
「しっかり彼も準備しているのを知っていますし、本当に勇気いると思うんですよね。際際を戦っているので。アウトになる恐怖もあると思いますし、そういう中でいろんなものと戦いながらスタートを切ってくれるので、本当になくてはならない存在ですよね。それは全部が全部100%はないんですから、失敗しても攻めていけよと言ってますから」