広島が3カード連続負け越しで中日戦は3勝8敗1分け、新井監督「嫌だなとか戦いにくいな、とは全く感じていない」

 「中日2-1広島」(6日、バンテリンドーム)

 首位・広島が2連敗で3カード連続の負け越しとなった。1点を追う九回1死二、三塁で代打・松山が三邪飛。三塁手・福永が後ろ向きにスライディングキャッチしたのを見て三走・羽月が果敢にスタートするも、好返球で本塁憤死となった。

 先発・大瀬良は7回2失点で今季初黒星。三回に先制点を与え、連続無失点記録は37回1/3で止まった。さらに四回は板山にソロを許し、今季83イニング目で初被弾を浴びた。チームは中日戦で今季3勝8敗1分け。8敗は全て1得点以下と、貧打が深刻な状況となっている。以下、新井貴浩監督(47)の一問一答。

 ◇  ◇

 -大瀬良は粘り強く投げた。

 「しっかりゲームをつくってくれて、ナイスピッチングだった。大地だって失点する時はあるから。今日も7回2失点でしょ。本当に素晴らしい投球だったと思います」

 -梅津はベース板での球の強さがあった。

 「そうだね。真っすぐに力があったと思いますね」

 -最終回は一打逆転の場面まで追い詰めた。

 「結果は別にして羽月はよくスタートを切ったし、あれはもう福永君のファインプレー。あそこしかないというところに投げているからね。捕ってからも早かったし、対角になるから投げづらいと思うけど、ここしかないというところに投げているので。羽月も、そういうのを分かってスタートを切っているわけだから。アウトになったけどよくトライしたと思うし、あそこは福永君を褒めるしかないと思います」

 -秋山が3戦連続複数安打と打線をけん引。

 「ずっとね。疲れはあると思うけど、速い真っすぐを仕留めているというのはやっぱり素晴らしい。昨日も今日もね」

 -中日戦での苦戦が続く。

 「そこは別に何も気にならない。戦っていくうちに数字的なものは必ず出てくるし、その年回りということもあるし。戦っている中で嫌だな、とか戦いにくいな、とは全く感じていない。あとちょっとのところだと思うので、何も特に感じていないです」

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