球宴の監督推薦が発表 ファン投票・選手間投票で選出ゼロの首位・広島からは6人が出場 大瀬良は5年ぶり 最年長秋山は「引率者の気持ちで」
「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日・エスコンフィールド、同24日・神宮球場)の監督推薦選出選手が8日、発表され、広島からは大瀬良大地投手(33)、床田寛樹投手(29)、栗林良吏投手(27)、秋山翔吾外野手(36)、坂倉将吾捕手(26)、小園海斗内野手(24)の6人が選出された。
首位を走るチームだが、ファン投票、選手間投票ともに選出なし。19年以来5年ぶりの球宴となる大瀬良は「相手の監督から見て、カープには良い選手がいっぱいいるんだなと。そう思っていいのかなと思います」と喜びに浸った。
2年連続で出場する秋山は「素晴らしい選手が選ばれる中で、監督推薦という形で選んでいただいてすごく喜びを感じます」と話し、「僕以外に5人の選手がいるので、カープの中の引率者の気持ちで。僕のプレーというよりは、他の選手がけがしたりがないように」と笑顔で最年長ならではの気遣いも口にした。
最後の1人を選ぶ「プラスワン投票」により、17日にメンバーが出そろう。第1戦は23日にエスコンフィールド北海道、第2戦は24日に神宮球場で開催される。各選手の主なコメントは以下の通り。
床田「うれしいです。(ソフトバンク・近藤との対戦を希望し)ずっと打っている。自分の球がそれぐらい通用するのか投げてみたい」
栗林「(日本ハム・田宮との対戦を希望)交流戦でフォークを打たれたので、フォークで抑えたいと思います」
坂倉「他球団の投手の球を受けられるので、そういうことも経験して自分のものにできればなと思います」
小園「1回目に選ばれた時はヒットを打てなかったので、1本打てるように頑張りたい。(MVPを)狙えるなら狙いたい」