広島 信念の新井采配が的中!代打上本が同点適時打 23打席ぶりヒットが価値ある一打 森下も黒星回避

 7回、上本は右前タイムリーを放つ(撮影・市尻達拡)
 7回、新井監督は上本の右前タイムリーで大きく手を叩く(撮影・市尻達拡)
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 「広島-巨人」(9日、マツダスタジアム)

 広島の上本崇司内野手が代打同点適時打を放って試合を振り出しに戻した。

 2-3で迎えた七回2死三塁で投手・森下の代打として登場。ケラーに対して、2球目の外角低めに投じられた155キロ直球をしぶとく一二塁間を破る同点適時打とした。負けが消えたベンチの森下も上本に手を振って、快打を祝福した。

 上本自身、6月27日・ヤクルト戦以来、23打席ぶりの安打。ここぞの場面で代打起用した新井監督の采配も的中する形となった。

 先発・森下暢仁投手が7回6安打3失点、107球で降板。1点の援護をもらった直後の四回に1死から吉川、ヘルナンデスに連打を許すと、岡本和に真ん中に入ったカットボールを捉えられて、右翼席へ逆転の3ランを被弾。これでマツダスタジアムでの連続無失点が39回でストップした。

 その後も1死満塁のピンチを迎えるが、佐々木の左飛を左翼手・大盛が本塁へ好返球し、追加点を許さなかった。

 以降は立ち直った。七回は2死から佐々木に左翼線への安打を浴びるも、山崎伊を三ゴロに仕留めた。

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