「広島（降雨ノーゲーム）巨人」（１０日、マツダスタジアム）

　広島がノーゲームとなったものの、阪神とＤｅＮＡが勝利したため、２位から４位に転落した。前日は首位だった。２日で首位から４位へ一気に転がり落ちた。

　試合は先発・九里が二回に大城卓と岸田の連打で先制点を献上。それでも三回に打線が秋山と野間の連打で二、三塁の好機をつくり、上本の犠飛で同点に追いついた。

　その後、四回の巨人攻撃中に雨脚が強くなり、そのままノーゲームとなった。この日、今季２度目の１軍昇格を果たした助っ人・シャイナーは「８番・一塁」でスタメン出場し、三邪飛に終わった。新井監督は助っ人の昇格について、「何か動かないといけないと思った」と明かした。以下、新井監督の主な一問一答。

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　（試合前）

　－シャイナーが１軍合流。

　「何か動かないといけない。ファームでは目立った成績というのはなかったので、ファームからの推薦というのもなかったけど、外国人選手というのは、場所が変わって気持ちが上がってくることもある。いいパフォーマンスを見せてくれることに期待したいです」

　－島内が登録抹消。八回は

　「基本的に固定はしない。けど、ある程度はやっぱり頭にはある」

　－打順などの巡りを見て？

　「そうだね。上位なのか、そうじゃないのか。そういうのを考えながらになる。まあでも、ブルペン陣はみんな頑張ってくれている。森浦にしても塹江にしても、黒原にしても、矢崎にしてもちょっと上がって来ているし、ハーンも。あと河野も、コルニエルも。誰を出してもやってくれると思っているので」

　（試合後）

　－１点取られたが追いついた。

　「そうやね。うん。そうやね。特に何もないよ、ほんまに」

　－シャイナーは１打席だがどう見えた？

　「１打席じゃなんとも言えんな。なんとも言えない。でもボール球を振ったとかどうこうじゃなしに、本人も攻撃的にいこうとしているのは伝わりました」