広島連敗ストップに床田先陣 1カ月ぶり勝利へ「何とか勝てるよう」 ヤクルト3戦目は〝中3日〟で九里か

 必勝ローテで再点火じゃ!!広島が12日から本拠地で行われるヤクルトとの3連戦の先発に、床田寛樹投手(29)、大瀬良大地投手(33)、九里亜蓮投手(32)を立てて臨む見通しとなった。今季のヤクルト戦は7勝2敗と好相性。11日、マツダスタジアムで投手指名練習が行われ、先陣を切る床田は連敗ストップへの気合をみなぎらせた。

 チーム最大の強みである強力投手陣から立て直しを図る。上位に食らいつくためには負けられない最下位・ヤクルトとの3連戦。まずは4連敗のストップへ-。大事な初戦のマウンドに上がる床田は「(連敗を)もちろん止めたい。僕も負けているので何とか勝てるようにしたい」と自覚をにじませた。

 左腕はすでに今季7勝を挙げ、勝ち頭として奮闘しているものの、白星は6月11日・西武戦以降、約1カ月遠ざかっている。自身の成績と比例するように、チームも下降線をたどる現状ではあるが、「今何位とかも分かっていない。目の前のことを一つ一つ勝っていければと思う」と平常心を貫いた。

 2、3戦目はともにデーゲームで、暑さへの対応が鍵となってくる中、2戦目に先発する見込みの大瀬良は「これまでの経験を引っ張り出して、ダメージ少なく良いパフォーマンスが出せるようにいろいろ対策を練っている感じです」と明かした。

 3戦目は10日・巨人戦に先発しながらも降雨ノーゲームで3回1失点だった九里が回る見通し。“中3日”になる中、過去には登板間隔について「長く延びるよりかは短くなった方が僕はやりやすい」と話しており、鉄腕の見せどころになる。

 マツダでのヤクルト戦は今季5戦全勝中。お得意様にも万全を期し、勝利をもぎ取る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス