広島が逆転勝ちで連敗脱出 秋山が決勝の3号ソロ 床田がリーグトップタイ8勝目
「広島4-3ヤクルト」(12日、マツダスタジアム)
広島が逆転勝ちで連敗を「4」で止めた。本拠地でのヤクルト戦は今季、6戦全勝と抜群の相性を誇っている。
打線は1点ビハインドの三回。ヤクルト先発・石川に対し、先頭秋山が中前打で出塁する。その後2死二塁から小園がこの日2本目のタイムリーとなる適時二塁打を放ち、同点に追いつく。
3-3で迎えた五回は秋山の右翼席最前列への3号ソロで勝ち越しに成功。「床田が苦しい中頑張ってくれているので良かったです」と振り返った。
先発・床田は初回に2本の安打と四球で2死満塁のピンチを招くと、長岡に押し出し四球を与え、先制点を献上。1点リードで迎えた三回にも先頭への四球から、ピンチを広げ村上の適時打と長岡の中犠飛で2点を失い、逆転を許した。
しかし、四回以降はさすがの修正力を見せ、六回までは1人の走者も許さない好投。6回4安打3失点の粘投。約1カ月ぶりの白星となるリーグトップタイの8勝目を手にした。