広島・大瀬良が6回無失点で降板 猛暑のデーゲームで奮闘も右手指先気にする仕草 援護なく5勝目お預け

 「広島-ヤクルト」(13日、マツダスタジアム)

 広島の先発・大瀬良大地投手が6回2安打無失点、113球で降板した。六回を投げ終えた後のベンチでは右手指先を気にするそぶりもあった。

 初回は2死から宮本に中前打を許すも、次打者の4番・村上を外角直球で見逃し三振に斬り、無失点で立ち上がった。三回も2死二塁のピンチで村上を迎え、今度は外角に逃げていくシュートで空振り三振。六回1死一塁では外角シュートで見逃し三振を取り、相手主砲から走者を置いた状況で3打席連続三振を奪った。

 夏場のデーゲーム登板で曇り空ではあったものの、試合開始時の広島市の気温は29度だった。暑さへの対応も鍵になっていた中で、好投を披露。しかし、六回を投げ終えてベンチに戻ると、右手の指先を気にするしぐさを見せ、そのまま降板となった。

 打線からの援護がなく、6月22日・中日戦以来の白星となる5勝目は次回登板以降にお預けとなった。

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