広島が難敵・村上から先制 シャイナーの内野ゴロ間に 今季初昇格でプロ初の5番・中村貴の中前打が起点になる

 5回、中前打を放つ中村貴(撮影・山口登)
 5回、シャイナーの遊ゴロで生還しナインとタッチを交わす中村貴(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神-広島」(19日、甲子園球場)

 広島が村上から先制点を奪った。

 五回の先頭はこの日、今季初の1軍昇格を果たし、いきなりプロ初の「5番・左翼」で起用された中村貴。追い込まれながらフォークを中前にはじき返した。

 その後、無死満塁となり、シャイナーの内野ゴロ間に1点を先制。続く1死一、三塁の好機では床田が一ゴロ。三走・坂倉は三本間で挟殺され、追加点を奪えなかった。

 中村貴は左翼の守備でも魅せた。三回1死で近本のライナーに対して、前進し、スライディングキャッチ。攻守にわたってチャンスをつかもうとアピールしている。

 ウエスタンでは52試合に出場し、打率・252、0本塁打、15打点をマーク。17日・オイシックス戦(新潟)では4安打を放つなど、調子を上げていた。

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