広島・新井監督 復活の島内「彼本来のボールいっていた」 苦しんだ坂倉が猛打賞「開幕だと思ってやってくれればいい」一問一答
「ヤクルト6-9広島」(26日、神宮球場)
広島が後半戦白星スタートで貯金を「7」とした。2点を追う二回に矢野雅哉内野手(25)が無死満塁から走者一掃の適時三塁打を放って逆転すると、一挙打者15人の猛攻で2年ぶりに1イニング9点を挙げた。先発・ハッチは五回途中6失点で大量援護をもらいながら来日初勝利を逃した。八回は1軍に再昇格した島内が最速158キロを計測するなど、1回無安打無失点。新井監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-前半戦苦しんだ坂倉が猛打賞。
「前半(戦が)終わって、一度リセットしてリスタートだからって言っていたので。きょうは開幕だと思ってやってくれればいいと思う」
-ハッチの交代のタイミングは仕方ない?
「それはしょうがないでしょ。厳しい言い方だけど、ハッチに勝ちを付けるためにやっているわけじゃないから。チームが勝つためにやっているわけだから。そこはやっぱりしょうがない」
-島内が復帰登板で無失点。
「きょうはたまたまあそこ(八回)になっただけ。七回、八回をいろんなピッチャーで。いかに島内が(試合に)入っていきやすいかを考えて。“八回、島内”ではなく今日はたまたま八回、島内になっただけ」
-球自体も良かった。
「良かったね。抹消している間にアナリストとかと、どこがどうなっているのか、いろいろと話をしてちゃんと分かった上で修正して、リフレッシュもしたから。彼本来のボールがいっていたと思います」