「広島打線は昨年の阪神のようだった」阪神元監督が指摘
「阪神３－６広島」（９日、京セラドーム大阪）
阪神は首位・広島に敗れて３ゲーム差に広げられた。両チームの打線は阪神が５安打３得点に対して広島が１６安打６得点。デイリースポーツ評論家・藤田平氏は、広島打線の打撃内容を「昨年の阪神打線のようだ」と印象を語った。
広島打線の打撃は、まるで昨年の阪神打線を見ているかのような内容だった。センター中心で反対方向を意識しているバッティング。この日１６安打を記録したのだが、その数よりも内容が印象的だった。
広島打線は相手投手の投じるコースに逆らわないバッティングを心がけている印象だ。一方、この日の阪神打線は外角のボールに対しても引っ張りにいく場面があった。
ただ、その中でも佐藤輝が八回に放った左前打は内容としては評価できる。カウント３ボール１ストライクからの外寄り高めのストレート。シーズン後半戦から見せている反対方向への逆らわないバッティングだった。
