広島・新井監督 森下完投「ブルペンも休ませてくれて」大竹攻略「みんなも、もちろんそれを分かっていたと思う」一問一答
「阪神1-5広島」(10日、京セラドーム大阪)
広島が2連勝で2カード連続で阪神戦の勝ち越しを決めた。先発の森下は今季2度目の完投で9勝目。打線は二回に堂林の2点二塁打で先制、七回は会沢と矢野の適時打で2点を加えた。新井監督の一問一答は以下の通り。
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-森下がさすがの投球。
「9連戦のちょうど真ん中でブルペン(陣)も休ませてくれて、本当に大きい。素晴らしいピッチングでした。立ち上がりから、そこまで調子がいいというふうには見えなかったけど、やっぱりイニングを追うごとに修正してね」
-そこまで調子良くなかったように見えたというのは。
「序盤は珍しく逆球が多く見られたので。だけどマウンド上で回を重ねるたびに修正してね。アツも、結構真っすぐカンカンっていかれてたので配球をちょっと変えてね。その辺りは、さすがだなと」
-堂林のスタメンは、対大竹というより本人の状態を見ての起用か。
「そやね。こっちは率とか数字的なものは見ていない。選手の状態がどうかを見ている」
-今まで勝てなかった相手から白星。
「みんなも、もちろんそれを分かっていたと思う。今日いいアプローチができた。(今後も)絶対に対戦があると思うので、今日のアプローチを次につなげていきたい」