広島 中村奨成が799日ぶり打点 三回に左翼フェンス直撃の適時二塁打「チャンスだったので積極的にいった」

 3回、左越えタイムリー二塁打を放った中村奨は笑顔でナインとタッチを交わす(撮影・市尻達拡)
 3回、左翼線に適時二塁打を放った中村奨は力強く拳を突き上げる(撮影・市尻達拡)
 3回、左越えタイムリー二塁打を放った中村奨(撮影・市尻達拡)
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 「広島-DeNA」(12日、マツダスタジアム)

 広島の中村奨成外野手が今季初長打&初打点となる適時二塁打を放った。1軍公式戦での打点は2022年6月5日・オリックス戦(マツダ)以来、799日ぶりとなった。

 1点ビハインドを逆転した直後の2-1で迎えた2死一、三塁での2打席目。代わったばかりの2番手・京山が投じた低めへの150キロ直球を捉えると、打球はグングン伸びていき、左翼フェンスに直撃。価値ある適時二塁打となり、塁上に到達した中村奨は手をたたき、一塁ベンチに向かって拳を突き上げた。「チャンスだったので積極的にいきました。先輩たちがいい流れで回してくれたので、返すことができてよかったです」とコメントした。

 この日は二回1死での1打席目でも左前打を放っており、1軍での複数安打は2022年6月3日・オリックス戦以来、801日ぶりとなった。

 中村奨成は2017年ドラフト1位で広陵高から入団。高卒7年目の今季は捕手から外野手に本格転向し、生き残りへの道を模索していた。今季は試合前の時点で9試合の出場で1安打、打率は・063。11日に1軍に昇格すると、即スタメン起用されていた。

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