広島が最下位ヤクルトに痛恨敗戦 大瀬良が今季自己ワースト6回途中6失点で3敗目、防御率0・96→1・37に
「ヤクルト6-3広島」(17日、神宮球場)
首位・広島が最下位のヤクルトに痛恨の敗戦を喫した。先発・大瀬良が今季自己ワーストとなる六回途中6失点で3敗目。攻撃陣も相手先発・高橋奎二を打ちあぐねた。
大瀬良は初回に村上に適時打を浴びて先制を許した。その後、同点の六回にオスナに勝ち越し2点適時二塁打を食らうと、松本直、岩田にも適時打とされてイニング途中で降板。試合前の時点でセ・リーグトップの0・96だった防御率は1・37になり、3敗目となった。6月22日・中日戦から約2カ月未勝利。2019年以降白星のない鬼門・神宮球場でまたしても勝利をつかむことはできなかった。
打線は1点を追う四回に4番起用された末包が27打席ぶりの安打となる8号ソロを放ち、一時同点に追いついた。5点ビハインドの七回は二、三塁の好機を迎えるも、矢野の犠飛による1点にとどまった。九回には末包がこの日、2本目となる9号ソロを放ったが、反撃もここまでだった。
2位・巨人の勝敗にかかわらず、この日の1、2位の順位の変動はない。