広島・新井監督 6失点3敗目の先発・大瀬良に「そういうこともある。次回の登板に備えて」2位・巨人とはゲーム差なしに
「ヤクルト6-3広島」(17日、神宮球場)
首位・広島が最下位・ヤクルトに痛恨の黒星を喫した。これで2位・巨人とのゲーム差はなしになった。新井貴浩監督は六回途中6失点の先発・大瀬良に対して、「そういうこともある。次回の登板に備えてもらいたい」と背中を押した。以下、新井監督の主な一問一答。
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-大瀬良は六回につかまってしまった。
「そういうこともある。尻上がりに良くなっていたので、また次回の登板に備えてもらいたい。こういう日もあるのでね」
-オスナの三塁線の当たりは三塁手・小園が線上を締めていたが抜けていって決勝打になった
「まあまあ。そこはなかなか一気に慣れるというのは難しいと思うから。そこは時間がかかると思う。また練習して、コツというか、そういうのをつかんでいってほしいと思います」
-打線の中では前日、直接指導した末包が2発を放った
「いいホームランだったね。27打席ぶり?久しぶりのヒットがホームランというのは良かったと思うし、1試合2発だったので。いいスイングしていると思った。1打席目の2球目のスライダーを引っ張ったファウル、あの反応の仕方を見て、こちら側はいい感じだなと見ていた。自分が何かを言ったとかではなく、バッターボックスに立ってスイングしたのは、彼なので。どんどんまた上げていってもらいたいね。すごくいいホームランだったと思います」
-中村奨は五回にダイビングキャッチ。外野の争いも熾烈(しれつ)
「奨成のあの守備、素晴らしかったね。レフト線のね。バッティングだけでなく、守備とかみても、球際を攻めていっているし、いいんじゃないですか。姿もガツガツしているし、奨成もいいと思います」