広島 先発・床田が7回5安打1失点で降板 七回に19歳浅野に痛恨同点打を献上 リーグトップタイ11勝目ならず
「巨人-広島」(21日、東京ドーム)
広島の先発・床田寛樹投手が7回5安打1失点、110球で降板した。1点リードの七回に19歳の浅野に同点打を許した。リーグトップタイの11勝目を挙げることはできなかった。
優勝争いを演じる巨人の先発・グリフィンと投手戦を展開。三、四、六回は得点圏に走者を背負うピンチを迎えるも、無失点で切り抜けた。味方からの援護を待っていた中で、七回にバッテリーを組む坂倉が先制ソロを放ち、1点が広島に入った。
その直後の七回は先頭・坂本に四球。門脇は犠打、岸田は空振り三振に打ち取り、2死二塁までこぎつけたが、19歳の浅野に140キロのツーシームを痛打され、左中間を破られる同点適時二塁打を食らった。
後続は断って勝ち越しは許さなかったものの、痛恨の一打に左腕はベンチで悔しそうな表情。帽子をたたきつけようとしながらも、こらえる様子があった。
今3連戦で広島が3連勝すれば、広島に優勝マジック「30」が点灯する。