広島 新井監督がメンバー表交換で審判団と話し合い 前日は巨人・阿部監督が審判団に訴え 18時2分開始に

 「巨人-広島」(22日、東京ドーム)

 試合前のメンバー表交換で広島・新井貴浩監督が巨人・阿部慎之助監督や審判団と話し込む場面があった。

 新井監督から言葉を切り出し、手ぶりを交えながら敷田球審や西本審判員に何かを確認するように主張。阿部監督も新井監督の言葉に耳を傾け、時折発言した。最終的にはいつものように、両軍指揮官と審判団が握手を交わして輪が解けた。中継でも山本浩二氏が「えらい長いですね」と、そのやり取りに注目した。試合開始は18時2分となった。

 前日の試合前には阿部監督が試合前のメンバー表交換時に審判団や新井監督と約2分間の話し合いを行っていた。試合後、阿部監督は「昨日のプレーで映像を見返してコリジョンじゃないかって。僕らも肉眼ではわからなかったので。そういう場合はリクエストしてください」と審判団から伝えられたことを明かしていた。

 20日の試合、七回2死二塁で門脇の放った遊撃へのゴロで、二走・大城卓が三塁へ。遊撃手の矢野は一塁はあきらめ、三塁へ送球して大城卓はタッチアウトとなった。

 この際、ランニングスローの勢いそのまま、矢野が三塁塁審と交錯して転倒。さらに、そのまま三塁手・小園に覆いかぶさるような格好となり、小園もバランスを崩して転倒した。阿部監督はこのプレーに関して「コリジョンではないか」と指摘した。

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