広島・新井監督 逆転勝利に顔真っ赤 V打の矢野絶賛「彼の成長を感じますね」「強くなっていると実感」一問一答
「巨人1-2広島」(22日、東京ドーム)
首位・広島が逆転勝ちで、2位・巨人との首位攻防3連戦を勝ち越した。1点ビハインドの九回、小園が3戦連続完封目前の戸郷から同点適時打を放ち、執念で追いつくと、十回は矢野がケラーから決勝打。ベンチの新井監督も顔を真っ赤にしてガッツポーズを作った。一丸で勝ち越し、巨人とのゲーム差は2に広がった。以下、新井監督の主な一問一答。
(テレビインタビュー)
-見事な逆転勝利。
「エキサイティングな試合だった。ビジターでこういう展開で逆転して勝てるというのは、間違いなくチームの力がついてきていると思います」
-九回に小園が戸郷から同点打。
「追い込まれていた中で難しい球だったと思いますけど、技術で打ったというより気持ちで打った、そんな素晴らしいヒットだったと思います」
-矢野はケラーの高めの真っすぐに対応。
「彼の成長を感じますね。追い込まれるまで高めの真っすぐを振り遅れて空振りしていたんですけど、対応の仕方を変えた。打席の中でも修正できる彼の成長を感じます。また、小園にしても矢野にしても、若い選手がこうして力をつけてきていると感じます」
(囲み取材)
-戸郷に対して苦しんだ。
「やっぱり素晴らしいピッチャーなんで。向こうも気合が入っていたんで、いい投球をされたら、そう簡単に打てるものじゃない。ただ、みんな最後の最後まで諦めないんだという気持ちが、あの九回の攻撃につながったんだと思います」
-秋山がベンチスタート。
「昨日、一塁に駆け込んだときの送球が、ふくらはぎに当たっているから。無理させられないから、こっちから今日は治療してくれ、スタメンでいかないからと、こっちからやめさせた。当たってる箇所が箇所だから」
-救援陣は5投手が無失点リレー。
「ウチのストロングポイントだし、本当に今日もみんなナイスピッチングだったと思います。結果的に最少失点で抑えているわけだからね」
-楽しみと語っていた首位攻防3連戦で勝ち越し。
「自分たちのチームって戦いながら強くなっていかないといけないと、開幕の時から言っているけど、戦いながら強くなっていると、本当に実感した試合だったと思います」