広島 3位・阪神に競り負け 高橋にまたやられた 七回無死満塁で1点止まり 玉村は6回3失点で4敗目

 7回、空振り三振に倒れる石原(投手・石井、捕手・梅野)=撮影・山口登
 4回、空振り三振に倒れ、表情を曇らせる末包(撮影・市尻達拡)
 1回、野間は、佐藤輝の打球を捕球できず、フェンスにぶつかる(撮影・市尻達拡)
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 「広島1-3阪神」(23日、マツダスタジアム)

 首位・広島が3位・阪神に敗れ、今季マツダスタジアムでの同戦の負け越しが確定した。

 打線は前回対戦の11日に、1025日ぶりの1軍白星を献上した高橋に対し、五回までわずか1安打に封じられるなど、沈黙。七回に無死満塁とし、代わった石井から菊池が左犠飛を放ち、1点を返すも後続が続かなかった。

 先発の玉村は6回7安打3失点で降板。プロ初完投から2試合連続完投中だった左腕が、小刻みに得点を奪われた。佐藤輝には、初回に先制の適時三塁打、五回は追加点となる適時二塁打を浴び、2安打2打点。通算で7打数6安打、1本塁打、3打点と天敵になりつつある。今季初対戦の阪神打線に粘りきることができなかった。

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