広島・新井監督「今日は普段通りのプレーだった」中日本拠地での連敗を「5」でストップ

 4回、坂倉の2点タイムリーで生還した中村奨と秋山を出迎える新井監督ら(撮影・市尻達拡)
 4回、バントの構えから一転、左前打を放った中村奨(撮影・市尻達拡)
 堂林(右)からウイニングボールを受け取る床田
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 「中日1-2広島」(28日、バンテリンドーム)

 首位・広島が中日との接戦を制し、バンテリンでの連敗を「5」で止めた。1点ビハインドの四回に坂倉が決勝の2点適時打。先発の床田は7回1/3を7安打1失点で昨年の自己最多に並ぶ11勝目をマークした。以下、新井貴浩監督(47)の主な一問一答。

 -先発の床田が好投で11勝目。

 「ナイスピッチング。今日も言うことないです。本当粘って、ナイスピッチングだった」

 -初回、岡林の打球が左膝上あたりに直撃し、心配されたが。

 「膝ではなく、膝のちょっと上だったのでね。大丈夫とのことだったので、行ってもらいました。もちろん痛いと思うんだけど、痛みがある中、よく粘って投げたと思います」

 -八回1死一塁からはハーンを今季2度目のイニング途中から投入。

 「残り試合も少ないから、ブルペンのイニング頭からしか行っていない投手も、イニング途中もあるから準備しておいてと伝えてある。あの場面は岡林が(床田に対してタイミングが)合っていたのでね。あのまま2アウトだったら(床田をそのまま)行かせていたけど、ランナーが出たらスイッチしようと思った。ハーンがナイスピッチングだったと思います」

 -逆転した四回は中村奨がバスター、小園が犠打を決めて2得点。

 「そこはいつも通り。普段と変わらないかな。チャンスがあったら仕掛けていこうというのは常に考えているので。(バスターを決めた)奨成も良かったと思います。それにサク(坂倉)があそこでよく打ってくれた。ナイスバッティングだし、ナイスリードでした」

 -硬さがあったと話していた敗戦翌日に、広島らしい野球ができた。

 「大きいね。昨日は全体的に硬く映ったんだけど、今日は普段通りのプレーだったと思う。今日すぐ勝てたということは一番良かったと思います」

 -バンテリンでの連敗が「5」でストップ。

 「なかなか勝ちゲームを見せてあげられなかったので、昨日もそうだけど、今日もたくさんカープファンの応援していただいたので、久しぶりに勝ち試合をお見せすることができて良かったです」

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