首位陥落の広島・新井監督「ほとんど変わらないでしょ?」「どうってことない」【一問一答】

 「中日5-1広島」(29日、バンテリンドーム)

 広島が2カード連続の負け越しを喫し、首位から陥落した。巨人を0・5差で追う立場へと変わったが、新井貴浩監督は「ほとんど変わらないでしょ?どうってことない」と前を向いた。以下、新井監督の主な一問一答。

  ◇  ◇

 -九里は一発を浴びるまで好投していた。

 「宇佐見のね、あの1球だけだったね。いいピッチングだったと思います。まあ(五回は)行かしてあげたかったけどね。向こうは絶対的なクローザーがいるから、あの回を終えるとあと3回しか(攻撃のチャンスが)ないと考えたから。六、七、八回とね。明日がもう休みと出ていたから、行かしてやりたかったけど、あそこはもう得点圏なのでね、代打って形にしました」

 -直前には矢野がスクイズも試みた。同点に追いつく意欲を見せたが。

 「何か点を取れる時っていうのはどんどんやっていこうと思っている。チャンスだったのでね」

 -菊池が通算350犠打を達成。

 「すごいよね。それだけチームのために自分を犠牲にしてきたわけだからね。本当に素晴らしい記録だと思います」

 -追いかける立場に変わった。

 「追いかける?」

 -首位から陥落した。

 「そういうことね。別に追いかけるとかそういう感覚を今まで持ったことない。ほとんど変わらないでしょ?どうってことない。今までと変わらずですね」

 -台風の影響で30日・ヤクルト戦は中止。

 「こればっかりはどうしようもない。ウチばっかりじゃなしに他のチームも大変なので特にどうってことはない」

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