広島・末包 セ1位へ「1」にこだわる 第1打席&対DeNA1戦目の東撃ち&一日一善「最低一つはチームに貢献」

 優勝へ向けて重要な9月戦線へ向けて広島・末包昇大外野手(28)が2日、“1”にこだわることを宣言した。

 まずは第1打席だ。4番として、初回に打席が回ることは試合が動いていることを意味する。「どの打席も大事ですけど、特に先制点を狙える場面ではより集中力を高めたい」と主導権を握るために結果にこだわる。

 一日一善の心構えも忘れない。「一日で最低一つはチームに貢献できるように」。打てなかったとしても最低限の働きでチームを支えていく。

 3日からは敵地でDeNAとの3連戦。1戦目は東と対戦する。今季、左腕が喫した2敗はいずれも広島戦。“東キラー”の小園は20打数12安打で打率・600をマークし、末包も7打数3安打で打率・429と好相性。「変わらず振れる球を振っていくだけ。しっかり準備をしていきたい」と意気込んだ。

 昨年の9月はチームトップの4本塁打、同タイの8打点を記録した。「打席数が増えてきていろんなデータが出てくる。今年もしっかり対応していきたい」。勝負の1カ月。主砲のバットが6年ぶりの悲願へと導く。

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