広島 大激痛の11回逆転サヨナラ負け 幕切れは押し出し四球 3連敗で首位陥落 巨人が首位浮上

 「DeNA4-3広島」(5日、横浜スタジアム)

 広島が十一回に逆転サヨナラ負け。3連敗を喫し、首位から陥落した。3連敗は7月5~9日に4連敗を喫して以来。同一カード3連敗は今季5度目となった。

 小園の適時打で1点を勝ち越した十一回、塹江が先頭佐野に安打を許して交代。松本が登板したが、オースティンに四球を与え、牧に適時二塁打で同点。2死満塁までこぎ着けたが、松本が押し出し四球を与えた。

 先発・床田は6回4安打2失点。二回は8番・京田に左前適時打を浴びて先制を許した。六回は2死三塁からオースティンに内角球をはじき返されて2点目の適時打を食らった。今季3戦2勝だったDeNA相手に自己最多を更新する12勝目とはならず。今季21度目のQSは達成した。

 打線は前半の拙攻が響いた。初回無死二塁、1点を追う五回は相手の失策などでもらった無死一、三塁を逃した。

 七回は小園が伊勢から中前適時打。八回は菊池がウェンデルケンから左越えの同点適時二塁打を放った。延長十一回に小園の適時打で勝ち越したが、3連投の松本が力尽きた。

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