広島 今季本拠地被弾ゼロの大瀬良がまさか…初回に10年ぶり2者連続被弾の悪夢 チームは後半戦初の4連敗 首位・巨人と1ゲーム差に
「広島0-3中日」(6日、マツダスタジアム)
広島の大瀬良大地投手が初回、中日の細川&宇佐見に2者連続アーチを浴びた。今季、本拠地では被本塁打ゼロだった右腕がまさかの立ち上がりだ。
簡単に外野フライで2死を奪った大瀬良。しかし2死からカリステに安打を浴びると、続く細川に143キロのストレートを左中間へたたき込まれた。
まさかの先制2ラン被弾。今季、本拠地では初アーチを浴びることとなったが、さらに悪夢は続く。次打者・宇佐見にもカットボールを捉えられ、右翼ポール際へ運ばれた。思わずマウンドでぼうぜんとした表情を浮かべたエース。初回3失点の思わぬ立ち上がりとなった。大瀬良の2者連続被弾は2014年5月8日のヤクルト戦でバレンティン&雄平に浴びて以来、実に10年ぶりとなった。
それでも二回以降はしっかりと立ち直り、中日打線に安打を許しながらも追加点を与えなかった大瀬良。5回8安打3失点でマウンドを降りた。
しかし打線が得点をあげることができず、今季19度目の完封負けと沈黙。2カ月ぶり、後半戦初の4連敗となり、首位・巨人とのゲーム差は1に広がった。