広島・新井監督 惜敗で中日戦のシーズン負け越しも粘り評価「最後まであきらめない気持ちが出ていた」

 敗戦を受け、整列する新井監督(撮影・市尻達拡)
 4回、左前タイムリーを放った末包(撮影・市尻達拡)
 4回、代打出場した松山は右飛に打ち取られる(撮影・市尻達拡)
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 「広島3-4中日」(8日、マツダスタジアム)

 広島が中日に競り負けて首位再浮上を逃した。2カード連続の負け越しで今週は1勝5敗。中日戦は3試合を残し、今季の負け越しが決定した。

 先発・玉村は初回に3点を失い、3回5安打3失点で5敗目。打線は中盤の反撃で1点差に詰め寄ったが、六回以降は相手の継投に封じられた。七回からはハーンを来日初の回またぎで起用し、1点ビハインドの九回には栗林を投入。だが勝利には結びつかなかった。10日からは本拠地で首位・巨人との直接対決に臨む。以下、新井貴浩監督(47)の一問一答。

 -打線も中継ぎ陣も粘りを見せた

 「みんな最後まであきらめない、追い付いてひっくり返すというような気持ちが出ていたと思います」

 -この日、1軍に再昇格した松山を四回2死三塁で代打起用。結果は右飛だった

 「反応の仕方を見ても、いい内容だったと思います」

 -玉村の投球は

 「ここで自分が言わなくても本人が分かっていると思う。相手もブルペン陣が強力なので、何とか序盤早い段階で、点差詰めたい、追い付きたいと思ってあそこ(打順が巡った四回)で代えました」

 -栗林投手をビハインドの場面で起用した

 「相手も強力なクローザーで、もう1点もあげられないところなのでいってもらいました。明日休みってのもあるし」

 -末包は3戦ぶりのスタメンで適時打

 「良かったんじゃないかな。ちょっとね、体調的にも整えて、いい感じだと思いますよ」

 -火曜日から巨人と直接対決

 「どこが相手だろうが1試合1試合、1球1球ね、みんなで頑張っていきたいと思います」

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