広島が5連敗で3位転落 エース・大瀬良が今季最短降板で5敗目 打線は高橋に3戦3敗
「阪神7-3広島」(13日、甲子園球場)
広島が今季2度目の5連敗で、7月16日以来の3位に転落した。
先発の大瀬良は味方のまずい守備に足を引っ張られた。1点リードの二回に、自身プロ入り後2度目の押し出し四球を与え、同点を許す。四回は1死一塁から、併殺打かと思われた打球を矢野が大きく弾き、ピンチが拡大(記録は安打)。その後、2死二、三塁となり、近本に勝ち越しの2点中前適時打を浴びた。
続く中野の左前打で2死一、三塁。森下の打ち取った打球を小園が後逸し、この回3点を失った。五回もマウンドに上がるが佐藤輝、前川に連打を浴び、梅野に犠打を決められたところで降板。今季最短の4回1/3を9安打5失点(自責4)で5敗目を喫した。
打線は今季3度目の対戦となった高橋に対し、初回、小園の内野ゴロ間に先制。4点を追う六回には堂林の適時打、坂倉の左邪犠飛で2点を奪い、左腕を引きずり下ろす。なおも2死一、二塁の好機と攻め立てるも、末包が代わった石井の前に見逃し三振に倒れ、反撃の機運はしぼんだ。